BACKSTAGE 2024に協賛・出展させていただきました!
BACKSTAGE 2024とは
イベントの裏側を体感でき、新たな出会いや気づきを得られる体験型マーケティングカンファレンスとして2016年に始まった「BACKSTAGE」。
AZAは初参加でしたが、なんと今回がThe Finalということで「原点回帰&大感謝祭な最終回」と銘打ち、9年間の歴史に幕を下ろす大団円となりました。
BACKSTAGEは、2ステージのトークセッションと展示ブースで構成されています。
一般的なイベント系の展示会とは少し毛色が異なり、イベントを支える所謂「裏方」にフォーカスしています。イベント業界全体の活性化を目的としたさまざなプログラムが用意されています。
自社開発プロダクトのプロトタイプを初公開!
今回の出展にあたり一番悩んだのは、やはり何を出展するか…?
コロナパンデミック以降、AZAの事業や企業としての取り組みは大きく変化しました。
機材レンタルにとどまらず様々なことに挑戦している姿勢とその成果をアピールしたい。それに最も適しているのは何かを議論した結果、2つのプロダクトを出展することにしました。
プロフェッショナルクリッカー『ShowShift』
一つ目は、自社開発クリッカー『ShowShift』です。
AZAの研究開発チームのアイデアと技術力によって生まれた、会社として初の自社開発プロダクトで、コンセプト、設計、デザインも全てAZAで行っています。開発は昨年から始まっており、この夏にほぼ完成形と呼べるところまで来ました。
量産計画を練っているさなかに今回のお話をいただき、実際に手に取って試していただけるこの上ないチャンスだということで、プロトタイプを持っていくことにしました。
やはり社員以外の方の声は貴重で、社内の開発会議では出てこないような気付きを得られ、大変有意義な展示となりました。
今回頂いた声を最後の調整に反映させていただき、この秋リリース予定です!
遠隔オペシステム「Easy Click Operating system」
二つ目は、自社開発ソフトウェア『Easy Click Operating(以下ECO)』です。
慢性的な人手不足の問題をシステムの力で解決しようと開発されたのがこのECOというプロダクトで、多くのスライドデータを扱う講演会オペを想定して作られています。
演台に設置されているPCをオペ卓のPCで遠隔操作できるのが特徴で、講演者ごとのスライドデータの切り替えや、ファイルの整理をシステム化し、作業効率アップとヒューマンエラー防止を図ります。
こちらも来場者の方々に実際に操作していただき、様々なフィードバックを頂くことができました。さらなるブラッシュアップをしていき、AZAが担当する現場で活用していく方針です。
サブステージの映像システム設営、オペも担当
BACKSTAGEのユニークなところは、主催企業と参加企業が一緒にイベントを作り上げているという点です。
映像音響機材の会社がステージの設営を担当していたり、エントランスで使われている受付管理システムが展示ブースで紹介されていたりと、まさにイベント従事者によるイベント従事者のための展示会となっていました。
AZAはサブステージの映像システム設営と、トークセッションのオペレーションをお手伝いさせていただきました。このステージで行われたトークセッションでは、前述のShowShiftが使用されました。
今回の設営とオペレーションは、今年入社した新入社員たちのデビュー戦でもありました。前日設営→本番オペ→撤去とイベント全体の流れも掴みながら実践経験を得られるとても有意義な現場だったことでしょう。立派に初陣を飾ってくれました。
詳細は実績紹介にてご紹介していますので、そちらもぜひご覧ください。
豪華なトークセッション
さて、ここからはBACKSTAGEの中身を少しレポートしたいと思います。
各業界の第一人者が集うトークセッション
2ステージに分かれて行われたトークセッションは、なんと合計16講演!
イベントに限らず、IT・テクノロジー、メディア、マーケティング等、様々な業界の第一線で活躍する方々が30分というスパンで次々と興味深いお話をしていきます。
筆者はAZAのマーケティング担当なので、『進化していくXがもたらす “デジタル X リアル” の新しい体験価値』というセッションを受講してみました。登壇者はTwitter Japan(日本支社はTwitter Japanのままだそうです)代表の松山 歩さんとHead of Creative Strategyの竹島 唯さん。
イーロン・マスク氏がCEOに就任してから大きな改変がいくつも行われているXですが、それらをどのように活用してXユーザーのリアルな体験を創造していくかを事例を交えながら話されていました。
筆者が思うBACKSTAGEの最大の特徴は、「Fireside chat」が設けられていたことです。
海外では一般的なのだそうですが、ホールの外に小さなブースが別途設けられていて、登壇者と直接会話したり、名刺交換ができるというコーナーです。こんな機会はなかなかないと思い、筆者も質問をさせていただきました。
イベント従事者によるイベント従事者のための展示会
今回の展示会をまとめるとどうしてもこの言葉になってしまいます。
AZAとしては、新商品を紹介して生のフィードバックを頂けた大変有意義な時間となりました。
また、新入社員が素晴らしい舞台でデビューを飾り、機材もAZAの所有機材をご利用いただきました。
筆者が会場を周っていて強く感じたのは、主催、参加者、出展者全員がリラックスして楽しんでいたことです。
イベントにまつわる様々な技術や知見を、会場にいるみんなで気張らずにシェアできるような雰囲気づくりが徹底されているように感じました。
イベント好きが集まってイベントをテーマにしたイベントを作るという仕組みが、それを実現していたのかもしれません。
今回がファイナルとのことですが、是非復活してほしいです!
BACKSTAGE 公式ホームページ
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